NAZOの謎 あまり人に言わなかったこと
謎の3
実は・・やりたかった。
自分の技術を人に教えたかった」です。でも、もはや、過去形となりつつあります。ちょっと、ネガティブな本音なので、読みたい人だけ読んでください。

まあ、イチからいろいろやって来たら、いろいろと自分なりに見つかるもんですよ。ここを押さえとけばキャラドールは似るとかの基本指針から、実はこう縫えばキレイに行くとかの反則技まで、いろいろあるんですが。HPに載せているものなど、ホントに氷山の一角にしか過ぎません。

年を取ってくると、人に教えたくなるというのは、人間の本能らしいですね。そうやって、社会が発展していくのでしょう。わたしゃ、技術者なので、仕事では教え教えられが日常茶飯事です。「教えてもらうと、自分がもっと仕事できる。」「教えると、その人に仕事を任せられる。」最近では、教えるとかより、お互い「盗む」「ワザと盗ませる」という感じです。

ですが、ドール界って「教えてもらいたくない」って風潮ないですか? 年齢層の高い世界だからプライドがあるのかもしれませんが、「最近、こうすればいいことを見つけた!」とか言っても、横向いています。もしかしたら、私の技術など、聞く価値も無いのかもしれないと、遠慮して何も言わないでいたら、「あいつは秘密主義だ」とか言われます。

おまえ、どっちやねん!!!

とか思いますが、「自慢しぃ」に聞こえるのでしょうかね? 別に話を聞いて、同意すれば採用すればいいし、同意しなければやらなければいいだけです。良い例、悪い例としても、情報が多いに越したことはないと思うのですが・・。技術交流をしようとしても横向いているのでは、こっちも萎えてしまうので、基本的には「聞かれない限り、黙っとこう」というスタンスになってしまいました。となると、聞かれることはないので、結局、全く技術交流のないまま、一生が終わります。

私は、偉そうに言うと、今の域に達するのに4年掛かりました。しかし、人に教えたら、素人でもおそらく3日で、同じところにまで達するでしょう。気付くのは大変ですが、教えるのは簡単なことばかりなのです。

偉そうに見えるなら、心で笑ってりゃいいんじゃない、「教えたがり」は教えるだけで、悦に入り、満足しやがるわけなんだし(笑)。もしかしたら一つくらい、参考になるかもしれないよ。

ネット見た、人気のあるドールHPを作るコツとやら。
「頻繁に更新し、ドールへの愛だけじゃなく、製作の苦労話なんかを書くと良い」
ホントだよ!そう思うよ!そうやってるよ! でも、オレのHP、超閑古鳥だよ!(^Q^)(^Q^)(^Q^)(^Q^)(^Q^)

まあ、もう、なんでもいいんですけどね。(--;

よく考えりゃ「独り、我が道を行く」となっちまった時点で、コンセプトの継承も何も無いわけですが、過去形とは言え、伝えたいという未練はあります。

私が描いていた理想のカスタムドールの世界。作品の出来やコンセプトを語り合い、技術交流を行うモデラーチックな世界。モノがモノだけに、戦車や飛行機やガンダムのようには行かないんでしょうなぁ。

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