頬がけ

横の髪が、頬または目の下あたりに来る髪型です。なんか最近、アニメでもゲームでもチラホラ見られますね。さて、これねー、やってみると案外難しいんですよ。最初は、湯パーマするときにポリキャップの中で、チョイチョイと整形すれば出来るだろうと思っていたのですが、なんのなんの。髪量が少なく、さらに短いものは、ちょっと形をつけたぐらいでは、ボンド使おうが、糊を使おうが直ぐに崩れてしまいます。これはもう、本格的に何か考えないとイカンだろうということで、私の方法をご紹介します。細かいことはおいといて、結論から言いますと、

1.頬がけを形成する部分を、左右から拾う。
2.ゴムひもを使って中央で縛る
3.かなり大げさに上にあげて、針で固定
4.湯パーマ後、乾燥させる。
5.ある程度余分な部分を切ったら、その部分は放置する。
6.他のへアセットを決めてしまう。
7.頬がけ部分は作らずに、先にアイペイントする
8.アイペが乾いたら、水で濡らして整えながらカットし、頬がけ部分を作る。
9.水溶き木工用ボンドを塗る。

ポイントは2つ。「かなり大げさに上げる」「頬がけは作らずに、先にアイペイントする。」でしょうか。
先の手順1.2.3.まででこの画像になります(クリックで拡大)。髪を拾う作業は、水をつけながらやるといいでしょう。見ての通り、かなり大げさに上げなくてはなりません。それくらい形が崩れやすいのです。この状態で湯パーマします。

湯パーマの後、乾いてから、ある程度の余分な長さを切ったら、ヘアセットせず、そのまま後ろにでも回して、アイペイントをはじめてください。というのも、たとえ木工用ボンドで固めようとも、完全硬化するには、1ヶ月ぐらいは掛かります。セットした後、それをどけてアイペイントすると、アイペ中にその位置で固まってしまい、頬がけになってくれません。作品として、頬がけをセットするのは、一番最後になります。

作り方としては、横っ跳ねと同じ理屈ですが、圧倒的に保持力が弱いので、これは木工用ボンド等の強力な整髪剤を使わないと崩れてしまいます。場合によっては、瞬着さえ考慮しなくてはなりませんw。
特に付け加えることは無いのですが、こういう少なくて短いものというのは、保持力が弱いので、なかなか思うようになってくれません。何気ないヘアセットですが、長期維持できる方法を見つけるまで、アレコレ考えていたヘアセットです。

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