NAZOのキャラアイペ(ハイライト編)
よく「NAZOは作風が良く変わる」とか言われます。まあ、メインをキャラドールにしているので、そうなのですが、やっている内に幾つかのパターンがあることに気付きました。その中でも、私が良くやっているものを、メインハイライトに絞ってご紹介します。余所のサイトを見ていると、いまだに「私の腕でアイペ紹介をするなんておこがましい(x x)」とはおもいますが、作りたいキャラドールがある人には、参考になるかも知れないし、そうでない人も、ただの読み物としてご覧いただければ幸いです。
ピンポイント
極小の一点ハイライト。出来に高級感が出るのでオリジナルを作るときに、良く用いてます。また、最近のゲームキャラに多いハイライトで、その場合は少し大きめに描きます。駄作になる危険は少ないので、得なハイライト。というか、これで行けば、滅多なことでは失敗しません。やり直すときも楽です(笑)
スタンダード
左上または右上に全体の1/9〜1/4の面積を丸で星を入れます。昔のマンガに良くあるハイライト。これもあんまり失敗しない得なハイライトですが、実はあんまりドール映えしないので、オリジナルに持っていってもあまり面白くないかもしれません。ハイライトを真上に持ってくると、面白い秀作になることもあるんですが、バランス的に難易度が高くなります。
三角コーナー
左上または右上の1/4の面積をコーナーに沿って三角にします。角を丸くする場合もあります。昔のゲームキャラに偶に見られるタイプ。マンガ顔ながらドール映えするので、キャラドールっぽいオリジナルを作る時に用いると面白いかもしれません。ただ、どこまで描くかというバランスが若干難しいです。
縦長楕円
中心1/3〜1/2程度の長さに縦の楕円を入れます。セラムンなどの東映アニメヒロインは、ほとんどこれで行けます。ドールとしてもキャラドールとしても満足できるモノになることもあり、また、正面正眼なので、見つめ返すという意味で、視線的に良いドールとなります。ただ、どこまで大きくするかというのが難しく、大きすぎると幽霊になってしまうし、小さいとインパクトが薄くなってしまうので、どの辺りで止めるのか?と言うバランスは、キャラはもとより、描いたときのバランスによって違うという、難易度の高いハイライトです。経験的に赤との相性が悪く、青との相性がいいです。
横長楕円
瞳のほぼ上半分をハイライトに使うという完全キャラアイペ。上手く行けば秀作、下手すれば大失敗。これは、ドールだけでなく実際のキャラクターでもありまして、失敗で埋もれていくキャラもあれば、成功してによって超有名キャラになるものもあります。藤崎詩織、木ノ元さくら、瀬川おんぷなどがこれに該当するでしょう。作っていて毎回思いますが、バランスが非常に難しく、まず一回で上手く決まってくれることはありません(笑)。大きすぎるとダメ、小さいと物足りない。勿論、バランスは時によって違う。そう言う意味では先の縦長楕円に同じなんですが、あかんときは、何度やりなおしても収まってくれません。挑戦しがいのある技法ですが、上手く行ったときの横長楕円の魅力は高いので、良く作っています。

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